☆引用記事:Google版Wikipedia「Knol」が一般公開 (ITmedia)
米Googleは7月23日、昨年末から招待制でテストしてきた知識共有ツール「Knol」を一般公開した。
Knolは、特定の分野をよく知る人が専門分野に関する解説を書き、それをユーザーと共有するためのツール。誰でも執筆できるが、Wikipediaとは異なり、執筆者を強調する形を取っている。すべてのknolページには(1人あるいは複数の)執筆者がいて、その名前が明記される。執筆者が編集責任を負い、コンテンツを管理する。読者は執筆者に改変を提案できるが、それを採用するかどうかは執筆者が決められる。また、同じトピックについて複数の競合するknolができる可能性もある。
執筆者は、自分のknolページにAdSense広告を掲載し、広告収入の一部を受け取ることもできる。
コミュニティーツールもあり、読者は執筆者にコメントや質問、内容の編集、追加コンテンツなどを提出できる。コンテンツに点数を付けたり、レビューを書くことも可能だ。
Googleは併せて、New Yorker誌が、同誌に掲載されたマンガを1件のknolにつき1本載せることを認めたことも明らかにした。
Googleが一般公開したKnolだが、Wakipediaへの対抗サービスというよりも、Wikipediaとは異質の知識共有ツールとはいえないだろうか?
そもそも、誰でも執筆できるWikipediaとは違い、特定分野をよく知る人が専門分野に書くわけだから、単なる解説だけで終わらず、高い視点からの見解を学ぶことも期待できる。
また、同じトピックについて複数の競合するknolができる可能性もあるそうだが、そうなれば、専門家における見解の相違も理解することができる。
それはWikipediaにはない特徴と言えるだろう。
ただし、すべてのknolページには執筆者がいなければならないので、カバーできる範囲は自ずと限られてくるはずだ。
その点、Wikipediaは誰でも執筆することが可能なので、カバーする知識の範囲をどこまでも拡大していくことができる。
そのように考えてみると、両サービスは単純に比較できるものではなく、むしろ両方のサービスを併用することによって、その効果を高めることができるようだ。
できることなら、knolの日本語版も近い将来に公開してほしいものである。
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