☆引用記事:ニコ動930万会員に 有料会員減、黒字化策は (ITmedia)
ニワンゴは、「ニコニコ動画」の会員数が9月30日までに930万になったと発表した。ユーザーが増え、機能や人員も増強してコストがかさむ一方、有料会員数は減っている。10月から有料ポイント制を導入するほか、広告枠の数を3.5倍に増やし、新広告も導入するなど収益化に力を入れ、早期の黒字化を目指す。
ユニークユーザー(UU)数やページビュー(PV)は順調に増えている。1日平均のUUは、7月が過去最高で約236万人、月間PVは8月に過去最高の約20億となった。ニコニコ動画モバイル版の会員も順調に増え、約240万人に達した。
だが月額525円の有料版「ニコニコプレミアム」の会員は6月末から約1000人減って約20万3000人。7月に導入した新機能「ニコニコミュニティ」で有料会員に特典を付け、有料会員増をねらっていたが、今のところ不発といえる。
新たな収入源として、有料ポイント制度「ニコニコポイント」を導入する。動画を再生しながらプレイできるゲームを有料で提供。ドワンゴなどが運営する仮想空間「ai sp@ce」のアバターアイテム購入などにも使える。ポイントを使ったサービスは、今後拡大していく計画だ。
広告も強化し、売り上げ増につなげる。10月1日から、広告枠の数を従来の3.5倍に増やすほか、ユーザーが広告を巻き戻したりして操作できる新広告「ローテーションバナー」を導入しする。
有料会員限定の新機能も充実させる。10月1日スタート「ニコニコ動画(秋)」では、動画画面にアクセスした際に、再生ボタンを表示するか、そのまま再生できるかを、有料会員のみ選べるようにする。
冬には、有料の動画配信サービスも始める予定。より一般に受け入れられる形のサービスにリニューアルし、ユーザー層を拡大する計画だ。
「まだ赤字ですから」――ニコニコ動画の黒字化担当を自認するドワンゴ顧問の夏野剛氏は、有料会員に限定された新機能について、発表会のライブ配信を見ているユーザーから不満のコメントが付くと、こんな風に答えていた。
夏野氏によると「収益化のための機能は、ひろゆき(ドワンゴ取締役の西村博之氏)と、戀塚さん(ニコニコ動画を開発者のドワンゴの戀塚昭彦さん)を納得させるのが難しい」という。ユーザー目線で、広告や有料サービスに懐疑的な2人でもOKを出すような、“面白くてカネになる”機能構築に腐心しているようだ。
会員数が増えているというのは喜ばしいことだが、動画共有サイトの場合、設備投資にかかる費用がバカにならず、苦戦が続いているようだ。
さらには、有料会員数が減っているというのだから、「大丈夫なのか?」と思ってしまう。
あの「YouTube」ですら、黒字化できていないのだから、ニコ動だって簡単に黒字化などできないだろう。
理想は、有料会員が増えてくれることだと思うが、ネットユーザーには「ネットサービスは無料で使える」という意識が根強く残っている。
ニコ動では、有料ポイント制を開始するそうだが、それだって結局は有料に違いない。
松野氏は必死のようだが、前途は多難としか思えない。
<関連記事>
・会員930万人のニコニコ動画、黒字化めざし広告枠3.5倍に (iza!)
タグ:ニコニコ動画



