来日中のビル・ゲイツ氏が、「Windows Vista」の売れ行きは急速で、世界で1億4000万本以上が販売された、と述べたそうですが、この発言をどう理解したらよいのでしょうか?
☆引用記事:B・ゲイツ氏:「Vistaの販売は急速に伸びている」 (CNET Japan)
Microsoft会長のBill Gates氏によると、「Windows Vista」の売れ行きは「急速」で、世界で1億4000万本以上が販売されたという。
米国時間5月8日にWall Street Journalが報じたところでは、東京で会見を行ったGates氏は、この数字が「売れ行きの非常に急速な伸び」を示している、と語ったという。
それほどの売れ行きにもかかわらず、Vistaの一般への浸透という点で苦戦していることを、Microsoftは認めている。Vistaの7年前に登場した「Windows XP」は、いまだに企業にも消費者にも人気がある。
常識的に考えれば、Vistaの一般への浸透に苦しみながら、一方では、売れ行きが急速に伸びている、というのは矛盾しているように感じるのではないでしょうか?
しかし、よく考えれば、今パソコンを購入しようと家電量販店に行っても、XPを購入することができません。
Vistaしか販売されていないのなら、Vistaを購入するしかないではありませんか。それならVistaが売れないはずはないのです。
ですから、ゲイツ氏の発言は、XPからVistaへ移行させる根拠にはなり得ないというのが、本当のところだと思います。
むしろ、現在XPを利用している人たちには、Vistaだけではなく次期バージョンである「Windows 7」を購入するという選択肢もあるのだと考えていいと思います。



